PMS(月経前症候群)
PMS:premenstrual syndrome(月経前症候群)とは
月経前3~10日前から起こる精神的あるいは身体的症状で、月経がくるとともに減退ないし消失するものをいいます。
月経前緊張症PMDD:prementrual tension(月経前緊張症)ともいいます。
PMSの症状
PMSの症状は人さまざまで同じ人でも月によって違い、その種類は200以上と言われています。
生理前にココロやカラダに不調を感じることが多ければPMSの症状かもしれません。
代表的な症状を挙げてみましょう。
◎精神神経症状
情緒不安定 イライラ 抑うつ 不安感
泣きたくなる 怒りっぽい
眠気 集中力の低下 睡眠障害
◎身体的症状
腹痛 頭痛 むくみ 腰痛 お腹の張り
乳房の張りなどがあります
◎自律神経症状
のぼせ 食欲不振・過食 めまい 倦怠感
PMSの原因
はっきりとした原因はわかっていませんが、排卵後に訪れる「黄体期」に分泌される女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲステロン」の急激な変動により、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすため症状が出現すると考えられています。しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、月経前症候群は女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。
・ストレス・性格(考え方)・食生活(嗜好品)・自律神経・体力の低下など・・
PMSに対する一般的な対処法
◎排卵抑制療法(排卵を抑える)
ホルモン量の少ない低用量経口避妊薬(OC、低用量ピル)や低用量エストロゲン・プロゲスチン配合剤(LEP)などのホルモン薬で排卵を止め、女性ホルモンの変動が無くすことで症状を緩和させます。これらのホルモン薬は、服用している期間だけ一時的に排卵を止めるものですから、将来の妊娠には影響を与えません。
◎症状に対する対処法
痛みに対しては鎮痛剤、むくみなどの水分貯留症状に対しては、利尿剤や抗アルドステロン療法(尿量を増やす)、精神神経症状や自律神経症状に対しては、精神安定剤や選択的セロトニン再取り込み阻害薬物療法(脳内の活性物質セロトニンを維持)があります。
◎漢方療法
個人の証(症状や体質)に合わせて、漢方薬を使用し、症状の緩和をはかります。
適度な運動をしたり、塩分の摂りすぎに気をつけたりすることも必要です。
当院のPMSに対する施術
PMSは人により症状が様々です。その方の症状に合わせた施術が必要ですが、根本的に改善していくためにはホルモンのバランスを整えていく必要があります。
・おなかの状態をみていきます。
おなかの冷えている部分や硬い部分があると内臓の働きに影響します。主に手足のつぼをつかって整えます。
・骨盤の動きを整えます。
子宮や卵巣は骨盤に守られています。その骨盤の動きをよくすることで、骨盤内の子宮・卵巣の血流を促していきます。
・過剰な体の緊張を取り除きます。
ストレスがあったりなどで体が緊張状態であると自律神経も乱れやすくなります。整体も合わせて施術していきます。
毎月生理前に不調が続く方は、一度ご相談ください。鍼灸が役立ちます。
施術料金
初回 7,700円 (初診料 2,200円、施術料 5,500円)
2回目以降 5,500円
★詳細≫料金表
ご予約、お問い合わせ
【TEL】 0120-712-301(フリーダイヤル)
【メール】お問い合わせフォーム≫
【LINE公式アカウント】下記のバナーから「友達追加」をした後、メッセージを入れてください。
当院のこだわり
少ない刺激で大きな変化を生み出す【整動鍼】
症状でなく身体全体を観察し原因を特定して的確なアプローチをします。
症状を生みだしている根本的な原因になるツボを整えるため、少ない刺激で大きな変化をだすことができます。
整動鍼は動きをツボで整えることで、運動器疾患のみならず、自律神経症状、アレルギー疾患、内臓疾患に至るまで幅広く対応できる鍼灸理論です。
動けるから痛くない【活法整体】
無理な力を使わずやさしい施術で身体を整えます。
左右の対称性にとらわれず、思い通りに動けるカラダを目指します。
動けるようになることで、結果的に「痛くないもの」と考えます。
痛いから動けないのではなく、動けないから痛いのです。
本来のカラダに近づける【経絡的鍼灸】
4000年の歴史を誇る中国医療、そして明治以降に発展してきた日本の鍼灸と歴史を刻んだ奥深いものです。
院長宮松は経絡的鍼灸を普及させた岡部素明先生に師事し岡部氏の元で学びました。
当院では体質改善、不妊鍼灸の身体作りを担う重要な鍼灸術です。