不妊鍼灸のよくある質問
どのくらいの年齢の方が通われていますか?
1番多いのは30代後半の方です。
30代後半から~40代前半の妊娠したい方、2人目不妊の方もいらっしゃいます。
その他PCO(多嚢胞性卵巣症候群)や子宮内膜症などのご病気がある方は20代でも通院されております。
不妊鍼灸を検討中ですが、いつから開始するのがいいですか?
特にいつからという事はありませんが早いにこした事はありません。
当院に通院さられている方はまだ何もしていない、病院での妊活を検討している、既に病院に通っている、すでに人工授精、高度生殖医療や体外受精(IVFやICSI)を行っている方も通院されており採卵や移植に合わせて鍼灸施術を受ける方も多いです。
病院(クリニック)に通いながら鍼を受けても大丈夫ですか?
通院の半数以上のかたは、病院(クリニック)に通いながら鍼灸施術を受けられています。病院での検査で今のカラダの状態を知っているほうがより効果的だと思います。場合によっては(年齢等)病院での検査をおすすめする場合もありますが、その時はなぜ必要か?根拠のある情報でご説明しますのでご安心ください。
また病院での妊活と併用して鍼灸施術を受ける事で妊娠の確率が高まる事が最近の研究で分かっています。
ある発表では体外受精を5回以上実施するも妊娠に至らなかった患者(114名)に鍼施術を施したところ、49名の患者(43%)が妊娠、23名の患者(20.2%)が出産したと報告があります。
現在排卵誘発剤を使用中ですが、鍼をうけても大丈夫ですか?
鍼灸で薬の効果が変わるような副作用はありません。むしろ薬の使用のための
体調の変化に対応出来ます。そのため、問題なく鍼治療を受けることができます。
どのぐらいのペースで鍼灸を受けたらよいですか?
通常週一回のペースで行います。三ヶ月程度から身体は変わっていくので半年以上は施術を受けられることをお勧めしております。
特に良い卵のためにを考えた時、冬眠状態の原始卵胞から排卵期の卵胞に成長するまで3カ月以上を要すると考えられておりますので鍼灸施術の結果が現れるにはそれ以上の時間が必要になるかと思われます。
週一回の鍼灸施術は心身の状態の安定という妊娠しやすいカラダの土台を保つとともに、生殖系機能の環境も向上すると考えております。
また病院に通院しながら鍼灸を併用されている方は採卵前や移植前後に集中的に通院する事を提案させて頂く場合もあります。
施術時間はどのぐらい掛かりますか?
一般的な施術と同じく45~60分程度です。それぞれの体質や症状に合わせた施術を行うため時間で終了するという事はありません。身体を温めるためのお灸をプラスするため1時間前後かかるとみて頂いております。