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鍼灸室 楽(らく)

逆流性食道炎の症例

逆流性食道炎の鍼灸施術〈改善報告集〉

 

 

※施術結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は患者着を着用します。

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例④ 逆流性食道炎 手の痺れ

40代男性

来院

2019年 3月

症状の特徴及び経過

 

4年前に自覚症状はなかったが健康診断の胃カメラで逆流性食道炎と言われた。

その後しばらく薬を服用していたが、昨年の検診で酷くなっていると伝えられ2か月間また薬の服用を続けた。

現在は空腹時に胸やけ、寝ていて寝返りを打つ際に上がってくる感じがある

 

現在 薬(粘膜のバリア 炎症を抑える 胃酸を抑える)を服用中

医師からはこの先も症状が続くからずっと薬を飲んでもらうと言われているが、できれば薬をやめたい。

 

1か月前くらいから左上肢の外側肘付近から母指、示指が常に痺れている寝返りして
左を下にすると痺れが強くなり起きてしまう。

仕事でパン屋さんを営んでおりパンをこねたり力仕事が多い。

施術の内容と経過

使用したツボ 膻中 漏谷 開魄 合谷 府臓 T3(1.5)築賓(この中から幾つか選択する)

使用した活法 肩の凝り抜き 突き引き 肩甲骨回し

 

1診後 上腕の痺れが軽減した

2診時 前回の施術後(1週間後)逆流性食道炎の症状は10から3程度

上肢の痺れは10から5くらいに軽減した。仰向けでいると前腕が痛い

3診時 全体に前回より楽になっている。同窓会があり酒を飲んだが症状悪化しない。

5診目 4回めから1か月たったが逆流性食道炎の症状、痺れとも全く出てないため終了とした。

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例③ 逆流性食道炎

20代 男性

症状の特徴及び経過

三か月前くらいから胸やけやお腹が張る症状が出た。

病院を受診し診察してもらったところ逆流性食道炎と言われた。

現在、漢方と胃酸を押さえる薬を投与されているが全く良くならない。

おなかは常に貼っている状態でつらい。

社会人のクラブチームの野球をやっているが今は走るだけで胸やけするため、ほとんどまともに練習できていない。1か月後に大会を控えているため焦りもある。

便秘もひどく薬を服用して出している状態である。

 

施術

施術の内容と経過

1診目

左の兪府に圧痛、膻中に圧痛あり。

季肋部と臍の間あたりが硬く右より左の下腹部が張っている

Ⅼ太衝刺鍼で兪府の張りはとれる

季肋部もⅬ曲泉で改善 Ⅼ下巨虚 で下腹部以外は張りが取れる 膻中にお灸
右の膈兪から肝兪まで強い盛り上がり 膈兪 肝兪  R曲泉

胃のつり上げの自己調整を指示

施術後 お腹の張りもなく楽だとの事

 

2診目(1週間後)

お腹の張りは大分楽だが症状は変わらない

R曲泉 両三里 R太衝 胃兪 神経点のお灸 膻中のお灸

活法 肩甲骨回し 坐骨切り

 

3診目(1週間後) お腹談の張り 症状とも楽になっている

膻中の灸 R曲泉 Ⅼ太衝 三里 R漏谷 胃兪 T9(2)T7(2)Ⅼ膝陽関

活法 坐骨切り 肋骨上げ 肩甲骨回し

 

その後も週1~2週に1回のペースで9回施術(途中 野球の影響で腰痛が出たりしたため)症状は緩解してきている。

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例② 逆流性食道炎

20代 女性

来院

2016年11月

症状の特徴及び経過

1か月前くらいに胸やけがひどくなり喉がイガイガしたり胃酸が上がってくる感覚がひどくなり病院を受診した所 逆流性食道炎と診断された、現在は胃酸を抑える薬を服用しているが胃の痛みやのどのイガイガ、胃酸が上がってくる感じは変化していない。胸やけはなくなったが胃の痛みがある。

施術の内容と経過

両季肋部とも張りが強くみぎの特に右の鳩尾に硬結あり、按圧すると痛みあり気持ち悪い。季肋部も張りが強く按圧すると鳩尾同様の気持ち悪さがある。

逆流性イラスト

 

 

1診目 施術後 お腹全体の硬さが大分軽減、本人も楽になったとの事。肩こり、肩甲骨内縁の張りも強くこちらも軽減させる目的で施術。しばらく週1回で施術する事にした。

 

3診目 調子が良かったが外食してこってりしたものを食べたら胃痛がし喉のイガイガが少し残った。

5診目 1週間問題なく生活出来たため2週に1回の施術に間隔を空けた。今後も体調によって施術間隔を空けていき終了する予定。

使用したツボ 活法の技

四瀆、合谷、陽関、曲泉(全てⅬ、R) 背部 T7(2)

胃のつり上げ、肩甲骨回し、坐骨切り

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例① 逆流性食道炎

Oさん  60代 女性

来院

2015年 12月

症状の特徴及び経過

食べると胃が重たい感じがして痛みが出る、と来院。
もともと胃炎があり、気になって受診して内視鏡検査をしたところ、逆流性食道炎と言われた。
2年前にピロリ菌除去もしている。

 

施術の内容と経過

お腹全体に張り感がある。とくに心窩部左側に硬い部分があり、押すと嫌な感じがする。

活法の胃のつり上げを行い、左心窩部硬さは改善。

胃腸を整える事を目的として脾虚症で施術を行った。

上腹部の張りが残ったため活法の肩甲骨回しを行い改善したため施術を終了。

 

2回も同様に施術を行い症状がでなくなった。

その後病院にて診察を受けた結果、食道炎は改善し問題なしと言われたとの事。

 

その後は、体調を維持したいという要望で定期的にご来院いただいています。

(岡本担当)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

↓患者さんの声を頂きました。

 

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