呼吸器の症例
全ての症例を掲載することが難しいため、一部を紹介します。
※治療結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は患者着を着用します。
症例①風邪をひいた後、咳だけとまらない
40代 女性
来院
2018年 4月
症状の特徴及び経過
1週間前から風邪をひいていて、咳、鼻水がでていた。今は、咳だけ残っていて、咳がでだすと痰がからんでひどく咳込んでしまう。もともと副鼻腔炎があり、後鼻漏している。
施術の内容及び経過
首肩は右の方が張りが強く、胸の辺りは左右とも張っていた。足先がとても冷たい。
仰向け・うつ伏せになると咳がでやすくなる、ということで横向きになってもらった。
呼吸しやすくなるように緊張をとるよう施術した。
翌日、痰がからんだ感じがおさまり空咳になっていた。昨夜は前より睡眠がとれた。
寝始め、寝起きの時に特に咳がでる。
漢方薬をこの日から飲み始めた。
その翌日、2日後も同様に治療した。
よく眠れるようになり、咳がでる回数もだいぶ減っていたため、これで様子をみてもらい、またつらくなるようなら来てもらうことにした。
使用した主なツボ
三陰交、太衝、後谿、尺沢、巨骨
まとめ
他の症状で通院されていて風邪をひいてしまったけど、治療に行ってもいいか?という問い合わせをいただくことがよくあります。鍼灸施術は風邪症状を早く改善させていくお手伝いをすることも可能ですので、こじらせて長引かせないよう来院されることをおすすめします。
(施術者 岡本)
※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。