マウスを使うと肘まで痺れて痛む五十肩
症状
半年前から右肩に違和感があった。4月くらいにちょっとした動きで肩に激痛が走りその後から肩が痛みで挙げられなくなった、動きによって前腕や肘の付近に痺れや痛みもある。夜も痛みで起きてしまう事が多い。 仕事で一日中PCを使用、マウスを使用しているがマウスを引く動きで肩の前側から肘回りまで劇痛が走る時がある。 平成24年にも肩が上がらなくなり整形を受診しヘルニアと言われたとの事。 鍼が怖いが家族の紹介で来た。
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来院者
男性
50 代
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期間
2018年10月 ~ 2018年12月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
9回
施術と経過
昨夜も痛みで起きてしまったとの事。動作を確認、段々動きの制限が出てきたとの事。 外転は約90度 屈曲も120度くらいしか挙げられない挙げる際肩関節の前側が痛む。 肩上部付近の凝りが強く、本人も自覚的に肩こりは常にあり。 肩上付近を緩める足のツボに鍼をすると肩が楽だという。一日ほとんど座ってPC作業との事で腰のツボを選択したが痛みを訴え怖いとの事だったので腕全体の基本のツボなどを使用した。 施術後、動きも痛みも少し軽減したとの事。 その後同様の施術をツボを変えたりして行った。 3回目でマウスでの痛みは軽減し5回目で屈曲160度 外転130度くらいまで可動域広がる 8回目で夜間痛も全くなくなり仕事中も痛まない。 9回目で可動域で外転が完全ではないがこの後はストレッチなどで改善が可能と考えられるため治療を終了とした。
使用したツボ
まとめ
鍼が苦手との事だったが2回目以降は施術すると楽になるとの事で問題なく施術できた。ずっと座っての作業で姿勢も猫背になり肩や肩甲骨の外縁も凝りが強かったが凝りの改善により肩の動きも良くなっていった。可動域の制限が出ていたが「痛いから動かせない」を「動くから痛くない」と整動鍼の醍醐味である動きを改善させる事を重点に考えて施術した結果、改善を見た。
担当スタッフ