腹痛(胃・腸の痛み)の症例
腹痛の鍼灸施術〈改善報告集〉 |
※治療結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。
解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は患者着を着用します。
症例① 発熱・嘔吐後の胃の痛み
患者 Mさん
40代 女性
来院
2017年3月
症状の特徴と経過
5日前に37度以上の発熱と嘔吐が2日続き、その後3日経つが胃の痛みが激しく食事も暫く摂れずほとんど水分のみだった。今も固形の物を食べれず消化の良いものを摂っている。
施術の内容と経過
腹部全体が張っていて硬くなっているが、臍上の下脘付近の右側の硬結が強く両季肋部、日月穴あたりの張りが強い。両気海穴付近も硬い。
曲泉 陽陵泉 R四瀆 下巨虚
背部 膈兪 肝兪
活法 肩甲骨回し
曲泉 陽陵泉に刺鍼し数分置くと全体にお腹がやわらかくなったが、臍上と気海あたりが残る。四瀆と下巨虚に単刺し硬結軽減。
背部が膈兪から肝兪にかけて張りが強かった。刺鍼後肩甲骨内縁の硬さが残っていたので活法の肩甲骨回しを行い終了。
施術後からお腹がかなり楽になり食事が摂れそうとの事。
またつらかったら連絡下さいと伝え、翌日が連絡あり、その後の夕食が普通に食べられ
その後も問題ないとの事だった。
※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。