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鍼灸室 楽(らく)

逆子(骨盤位)の症例

逆子の鍼灸施術(改善報告集)

 

※治療結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

解説イラストは裸モデルを使用していますが、実際は患者着を着用します。

≫ 逆子(骨盤位)の解説はこちら

 

症例⑲

28週  2人目

来院

2019年 4月

症状の特徴及び経過

27週の検診の時に逆子と言われ、右を下にして寝るように指導された。

 

もともと冷え性があり、足が冷えていてむくみもある。

 

施術の内容及び経過

お腹をみてみると、下腹部や季肋部に緊張がみられた。

足首から先がとても冷たく、大腿部にも筋緊張があり、肩や腰のこりも確認できた。

お腹の緊張をとるように脚と肩を調整し、足のつぼに鍼をした。

自宅でお灸と体操をしてもらうようにお伝えして、1週間後再度来院いただいた。

 

初回ほど足の冷たさは強くなくなっていた。同様に施術し、2日後の検診で頭位を確認できた。

 

今回のように早めに来院いただけることで、今後自然に直る可能性があるにしろ体を調整しておくことで、確実に改善することができ患者さんの身体や精神的負担も軽くなると感じる。

使用した主なつぼ

三陰交LR、曲泉R

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例⑱

32週  1人目

来院

2019年 1月

症状の特徴及び経過

32週で逆子と言われ、胸膝位の逆子体操と右を下にして寝るよう指導された。
お腹の張り止めのため漢方薬が処方された。
約2週間前まで仕事を続けていたが、体調に関して自覚症状はあまり感じていない。

施術の内容及び経過

右上腹部に頭らしき硬さが感じられ、上腹部から右側が全体的に張りがある。

 

体全体をみると、自覚はないようだが、右首から肩甲骨周囲にこりがあり、脚がむくんでいる。これらがお腹の張りにつながることがあるため、活法と鍼で施術した。

お腹の張りの状態から胃腸も同時に調整した。

自宅ではお灸をしてもらうようにした。

 

1回目2回目と施術し、その後の検診で左右向きが変わっていたが、頭は上を向いているとのこと。

 

同様に施術していき、4回目施術後にはなかなかとりきれなかった上腹部の張りがとれ、今までで一番柔らかさを感じた。

 

5回目来院時(34週)、いつも頭らしき感触が明らかに上腹部に感じられたが、その日は左上腹部にいつもとちがうお尻らしき硬さを感じた。
胎動をあちこちで感じられるためご本人はどっちを向いているか分からない、とのこと。

 

2日後の検診で、頭位を確認できた。

使用した主なつぼ

三陰交、曲泉

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例⑰

31週  2人目

来院

2018年 9月

症状の特徴及び経過

28週で逆子と言われた。今は右を頭に横向きの状態のよう。膝を伸ばした単殿位。

胸膝位の逆子体操と右を下にして寝るよう指導をされた。

 

肩こりの自覚はあまりないが人にさわられると張っている、とずっと言われている。

最近手足がむくむようになった。

 

施術内容及び経過

お腹の張りをみながら、肩首・腰のコリをとるため、活法と鍼で施術していった。

 

お腹が横に広がっていて腹直筋離開の可能性があるため、自宅でお灸と一緒に体操もしてもらった。特に体操をした後お腹が柔らかくなるのを実感できた、ということだったので回数を少し増やして続けてもらった。

 

計4回の施術後(16日後)、検診にて頭位を確認できた。

使用した主なつぼ

合谷R 、承山R

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例⑯

30週  初産

来院

2018年 7月

症状の特徴及び経過

28週で逆子。へその緒が巻き付いているという診断を受けた。
胸膝位の逆子体操と寝る向きの指導をされた。
足の冷え・むくみを仕事中(デスクワーク)は特に感じるとのこと。
右肩が常に凝っていて上がっている。
夜になると気持ち悪さがでる。

施術内容及び経過

お腹のふくらみが下腹部にあり、右側に偏っている感じだった。
お腹と右肩の緊張、むくみを改善させることを中心に施術していった。
下着メーカーの骨盤ベルトをお持ちだったのでこれから毎日着けてもらうようにした。
来院ごとにむくみは少しずつ改善していき、施術後はお腹が柔らかくなっていたが、来院時はいつも右よりで同じようだった。
軽い側弯があり、骨盤、背骨の状態も注意しながら施術した。
2週間後の検診に向けて2~3日に1回、計5回通院してもらい、頭位を確認できた。
受診後、再度来院いただいたときはとても柔らかくて中心がふくらんだいいお腹をされていた。
へその緒が巻き付いていることもあり、難しいと思ったが、ご本人は明るくまじめに通っていただき、自宅でのお灸や体操もしっかり続けたことが逆子改善に役立ててたと感じた。

使用した主なツボ

曲泉R、太衝R、陽陵泉R
 (施術者 岡本)
※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例⑮

33週 初産

来院

2018年 3月

症状の特徴及び経過

30週の検診の時に逆子と言われ、右を下にして寝るようにという指導だけされた。

立ち仕事をしていて、最近特にお腹が張りやすくなってきた。ここ1ヶ月くらい脚もつるようになった。

施術の内容と経過

お腹のふくらみが下腹部よりにある。腰痛の自覚はないが腰臀部に張りがあるため子宮を守っている骨盤回りの過緊張をとるように施術した。花粉症もあり、こりの強くでていた首肩も調整していった。

 

2回目来院時よりお腹のふくらみが上がっていたが、まだお腹が張るのが気になる。

1週間後の検診でまだ向きが同じだった。張り止めの薬を処方された。

 

5回目来院時、膀胱を押される感じもあるが、おへそ周辺に胎動を感じることが多くなっていた。

翌日の検診で、胎動の感じは同じであったが頭位に直っていた。

使用した主なツボ

承山R、足三里L、合谷R

 

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例⑭

31週 2人目

来院

2018年 2月

症状の特徴及び経過

25週から横位と言われ、左を下にして寝るように指導を受けた。
つわりの時期から夜中に咳が出だし胃液を吐くのが続いている。1人目の時もそうだったが、逆子にはならなかった。足先が冷えている。

施術の内容及び経過

お腹をみると、下腹部がふくらんでいる。
胃の症状を緩和させるため活法(整体)をして足のつぼに鍼をした。
臀部と背部の緊張をとり骨盤を整え、自宅でも灸と体操をしてもらうようにした。
翌日胎動が強くあり、お腹の張りを感じたが、その後お腹の形が変わったのを感じたそう。
3日後来院時、ややまだ下腹部よりにふくらんでいるが、きれいな丸いお腹に近づいていた。
4日後念のため来院いただき同様に施術し、電話にて頭位に直っていたことを確認できた。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例⑬

29週 2人目

来院

2017年9月

症状の特徴及び経過

3日前に腰痛のため来院。
27週のときに逆子といわれ、膝をついて胸と肘を床につけてお尻を上げた状態を15分維持する胸膝位という逆子体操を毎日行っていたら、1週間目に腰が痛くなった。

28週の検診で頭位になっていたが、来院時には、胎動の位置が変わった気がすると自覚していて、29週の検診でまた逆子になっていたことがわかった。

1週間後の検診で直ってなかったら外回転術をする予定になった。

施術の内容及び経過

初日は腰痛施術に専念したが、2回目からはお腹にある硬さも同時に緩めるようにし、お灸を加えた。自宅でもお灸をしてもらった。
6日後、同様に施術したところ、夜にすごく動いたのが分かったようで翌日の検診で頭位を確認できた。

外回転術を受けたくないという思いを聞いていたので、早く改善することができて本当によかった。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例⑫

32週 2人目

来院

2017年 9月

症状の特徴及び経過

26週の検診時に逆子といわれた。それからずっと逆子のまま。病院からは、寝る時に右を下にして寝てください、という指導のみ。つわりがひどくつらかった。今も圧迫されてもたれる感じになる時がある。

施術の内容及び経過

お腹が下がり気味で、おへその下がふくらんでいる。胃のあたりのお腹が硬くなっていたので、柔らかくするよう膝に鍼を1本と、肩こりの自覚もあったので左の肩の緊張を活法で緩めた。

施術後、お腹のふくらみが上がり、柔らかくなった。5日後の里帰り先の検診まで自宅でお灸をすえてもらうよう伝えた。

電話にて無事改善したことを確認できた。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例⑪

28週 2人目

来院

2017年 8月

症状の特徴及び経過

ずっと逆子の状態が続いている。病院からの指導はとくになし。
1人目も逆子で県外の他の鍼灸院でお灸をして改善したため、まだ早いかもしれないと思ったが、今回もお灸をしようと当院のサイトを見つけ来院。

つわりがひどく今でも胃が常にむかむかしている。歩くと腰が痛い。足がむくむ。便秘がある。

施術の内容及び経過

胃の辺りのお腹の硬さ、腰の痛みを軽減させるよう施術した。自宅でもお灸をしてもらい、骨盤を整える簡単な体操もするように説明した。
2日後の検診で頭位を確認できた。
念のために再度来院していただいたところ、お腹の状態は柔らかくて良いが、腰がまだ痛みがあったので整体と鍼で調整した。

まとめ

お灸の経験があったために、早い段階で施術することができ1回の施術で改善できて本当によかった。
胃の調子や腰痛など、逆子に関係なさそうだと思っても大きく影響することがある。体調を整えることが逆子の改善に大きくつながる。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

症例⑩

34週  初産

来院

2017年 4月

症状の特徴及び経過

32週頃から逆子と言われ、頭の位置が左右には動くがまわらない。横か斜めにいるような感じがするそう。病院では寝る向きの指導のみ。34週の検診で帝王切開の予定をくまれ、なにかできないかと探されて来院。妊娠前から腰痛があり、骨盤ベルトを購入したが、つけると痛くなるため使用をやめていた。

施術の内容及び経過

お腹は柔らかく、張ることもないそうだが、お腹が横に広がりすぎている感じがある。
まずは腰の痛みを改善するように活法と脚のつぼに鍼で調整した。施術後、横に広がっていたお腹が丸くなるのを感じる。お灸を毎日家ですえてもらうよう指導した。
2回目(2日後)、寝返り時に腰に痛みがある。骨盤ベルトは着ける位置を修正したら着けていられるようになった。
3回目(3日後)、反りすぎていた腰はよくなってきたが、寝返りがまだ痛む。お腹が横に広がることがなくなってきた。
4回目(2日後)、腰の痛みがでることはなくなったがずーんと重い感じが残っている。腰を調整し脚のつぼに鍼をした。
3日後、受診し頭位が確認できた。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

 症例⑨

30代 初産 30週

来院

2017年 1月

症状の特徴及び経過

確認できるようになってからずっと骨盤位のまま。丸まっていなくて膝も伸ばしているよう。子供のころから常に足が冷えている。2ヶ月くらい前からお腹が張るようになった。
10日後までまだ仕事に行く(動くことが多い)。トコちゃんベルトも使っている。

施術の内容及び経過

お腹が下がり気味で、右季肋部、右鼠径部に緊張があり、背中に硬結がある。活法で調整し、足三里に1本鍼をした。三陰交と至陰に自宅でもお灸をしてもらうよう指導した。
2回目(5日後)、以前あった腰痛がまた気になるようになった。寝返りなどで痛みがでる。動きを調整し、足のツボに鍼をした。
3回目(2日後)、まだ寝返り時の痛みが気になる。活法で動きを調整し手と足のつぼに鍼をしたところ、赤ちゃんの動きが大きくなり、お腹が上がったのが自覚できた。
4回目(6日後)、腰の痛みはなくなった。産休に入ったが来週引っ越しをするとのこと。上腹部の緊張をとるよう施術した。施術後は柔らかいお腹になる。

翌日、受診したが逆子のまま。
5回目(2日後)、全体的にお腹は柔らかいが、引っ越しの疲れからか立ち上がり時に腰が痛い。動きを調整し、心窩部の緊張をとるよう施術した。
6回目(5日後)、残っている腰の痛みをとるよう施術し、左季肋部の緊張を活法と手の鍼で緩めていった。この日受診し、外回転術を受け、無事に頭位となった。

まとめ

ずっと頭位になったことがなく、膝をぴんっと伸ばしているため、ぐるんっと回りにくい難しい状態だと感じていたが、お腹を柔らかい状態にしてそのまま受診したことで、外回転術の効果が上がり、あかちゃんが回るきっかけを与えられたことがいい結果に至ったと感じた症例だった。助産師をしている患者さんだったためご本人もあきらめず来院していただき、施術した日に受診するという案もでたことがよかったと感じた。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例⑧

28週 初産

来院

2017年 1月

症状の特徴及び経過

22週に入ったばかりの時に逆子と言われ、6週で頭位になり、28週でまた逆子となった。1ヶ月以上前から仙骨に痛みがあり、トコちゃんベルトをその頃から着用するようになった。以前から足が冷えていて、肩こりも常に感じている。週数が早くても施術を開始してもいいかご相談を受けてからの来院。

施術の内容及び経過

お腹を確認すると、上部に膨らみがなく下がっているようだった。
まずは、仙骨の痛みを軽減させるように活法を施し、肩こりと右上腹部の硬さをとるように施術した。
2回目来院時、仙骨の痛みが軽減し、足の冷えが楽になった自覚あり。
お腹はまだ下がりぎみのようだったが、施術後お腹の形に変化が感じられた。
3回目、検診の後に予約をいただいていて、頭位を確認できた。
仙骨の痛みも消失しており、下がり気味にみえたお腹も丸くて柔らかいいい形になっていた。状態を維持できるよう整えて終了とした。

まとめ

週数の早いうちは、あかちゃんもよく回転するため心配されることがあまりないが、
お母さんの体が万全でなかったことからも、体を整えることでお腹もいい状態に整うことがよくわかった例である。

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例⑦

浜松市 20代(初産) 34週

来院

2016年 12月

症状の特徴及び経過

32週に入って逆子と言われた。特に指導はない。お腹が張りやすく張り止めの薬を処方され、1日に2~3回服用。1週間前まで仕事をしていて1日座りっぱなしだった。ずっと足が冷えている。次回の診察で戻っていなかったら帝王切開の予定をする、と告げられ、あせって探して来院された。

施術の内容と経過

来院時も足が冷えていて、張り止めの薬を飲んでいたがそれでも張りがあった。腹部の左側と右鼠径部・大腿内側の緊張が強かった。これらをゆるめるよう施術した。自宅でもお灸をすえてもらい、股関節まわりをほぐす体操を伝えた。

その日は胎動を大きく感じ、夜体操をしたらより強く動きがあったそうで、翌日の診察で頭位を確認できた。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例⑥

浜松市 20代(初産) 35週

来院

2016年 10月

症状の特徴及び経過

31週からずっと逆子。32週の診察時にへその緒がまいていると言われた。34週まで仕事をしていて座りっぱなしで慢性的に腰痛があり、お腹も張っていた。脚のむくみもあり、最近は手もむくむ。右を下にして寝るようにという指導のみ。

施術の内容と経過

左腹部と左鼠径部に緊張がある。腰もどちらかというと左側が痛い。左腰と腹部の緊張を緩和するように施術した。自宅でも腰背中をほぐすよう体操を伝えた。
3日後その2日後も同様に施術した。4回目の来院時からトコちゃんベルトを着用するようになった。この日くらいから胎動が大きくなり位置も変化がでてきた。
5回目の来院時には腰痛を感じなくなり朝までよく眠れるようになったとのこと。
次回診察の2週間の間に5回施術し、頭位を確認できた。
35週で1ヶ月ほど逆子のままでへその緒もまきついている、という悪条件で難しい症例だったが、ご本人もあきらめずに来院いただき、自宅でのお灸や体操もがんばって続けていただいたことでいい結果になったと考えられる。

(施術者 岡本)

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例⑤

浜松市  30代(経産婦二人目)34週

来院

2013年12月

症状の特徴及び経過

29週時の検診時から逆子と言われ逆子体操を指示されて自宅にて行っていたが33週時の検診時にも戻らなかった。

知人が灸で戻った事を聞き来院した。お腹は少し張る感じがあるが張り止めが出るほどではない。

 

施術の内容と経過

左の季肋部に硬結があり触ると少し痛い、左の三陰交に5分ほど置鍼してからみると季肋部の硬結が改善したため三陰交と至陰に灸を実施、2回の施術後受診してもらったところ、逆子に改善がみられたため一度止めの施術に来てもらい終了とした。

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例④ 患者Oさん

浜松市 30代(経産婦二人目)30週

来院

2013年10月

症状の特徴及び経過

検診でずっと逆子と言われていた。一人目の出産時は絨毛膜血腫にて切迫早産入院の既往あり。現在の体調は便秘と下痢を繰り返している。

施術の内容と経過   

お腹は張りやすい(一人目の時も張りやすかった)、下腹部に痛みがある。触診したところ、腹部全体に張りがありみぞおちの若干右側に張りが強く痛みを訴えた。

まずみぞおちの張りを取る事も目標にし、その後三陰交と至陰に施灸、自宅でのお灸も指示した。   

2回目の施術の3日後 若干の出血があり医師から安静にするよう指示があり遠方からの来院のため施術を中止した。その後の受診で逆子が戻ったのを確認。そのまま施術は終了した。

まとめ

今回は不本意に終了する事となったが無事に逆子が戻って安心したケースであった。

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例③ 患者 Aさん

40代(初産) 32週

来院

2013年6月

症状の特徴及び経過

29週目の検診時に逆子になっていると言われ、31週時にもまだ右斜めくらいにいると言われて張りどめの薬と逆子体操を勧められる。自分で何とかならないか検索して来院された。

施術の内容と経過

右季肋部と側腹部に張りがあったため張りをとる施術を施し、三陰交と至陰に施灸した。自宅施灸も指導、2回目の施術時に右季肋部に触れると硬さがとれており翌日の受診で改善されていた。戻り止めの施術を行い終了とした。

追記:

後日連絡があり34週の検診でまた逆子になってしまったとの事。すぐ来院してもらい2回の施術を行い、2回目の施術時腹部に変化があり戻っている感じだったので様子を見てもらい翌週の検診で骨盤位が改善していた。

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例② 患者 Yさん

30代(初産)  浜松市 34週

来院

2012年12月

症状の特徴および経過

32週時の検診で逆子と言われ次の検診でも戻っておらず帝王切開の説明をされあわててネット検索し来院した。

施術の内容と経過

腹部の張りはほとんどないが頭部があると思われる季肋部と下腹部に硬い部分がありそれを改善させる目的で鍼灸を施した。

合谷、三陰交に刺鍼、三陰交と至陰に施灸。

2回目の施術で以前頭部を認めた場所にいなくなり、改善された感覚があるとの事。次回の受診まで自宅での施灸を指示した。

次回受診で骨盤位改善が認められたため終了とした。

まとめ

34週からの受診で確率は低くなっていたが腹部の張りや下肢の冷えなどが少ない状況のため改善しやすかったと思われる。 

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

症例① 患者Mさん

40代(経産婦1人) 浜松市 妊娠31週

来院

2012年12月

症状の特徴および経過

第1子妊娠中に安産のため通院していた時も逆子になったがお灸にて改善したため、今回30週時の定期受診で逆子と言われすぐに来院した。

施術の内容と経過

お子さんが小さいと言う事で見てもらえる方もなく子連れでの来院だったため他の患者さんがいない昼の時間帯に来院してもらった。腹部をみると張りは少ないが右の季肋部に硬い部分があったため腹部の緊張部を改善させるのを主眼に施術した。

処置後季肋部の硬さが取れたため下肢のツボに灸を施した。2回の施術後の受診で骨盤位改善が見られため止めの施術を行ない3回目で終了とした。

まとめ

元々、望妊にて通院されていた方で鍼灸に対しての信頼が厚かったので効果も早かったと思われる。寒い時期の妊娠で冷えがあり諸事情や子育てで忙しく過ごしていたのも逆子の原因の一つになったのではないかと推測出来る。

 

※結果には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。

 

 

11先生その1逆子に関しては症状ノートで詳しく解説しております、患者さまの声でも多数頂いておりますので参考にしてください。

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