逆子治療の珍しいケース
" 治療の事 "
先日いらした逆子患者さんは珍しいケース、珍しい経緯で来院されたのでご紹介したいと思います。
30代の女性、 来院は8月5日でした。
2人目妊娠中36週の検診までずっと頭位(頭が下にある正常な状態)でしたが8月4日に胎動の位置が変わったようで気になったので病院を受診した所、逆子だと言われたそう。
32週を過ぎると頭を産道に向けて回転していきお産の準備に入ると言われていますから36週で急に逆子になるのは珍しいと言えるでしょう。頭がそこで医師からは逆子体操などの指示はなく「お灸に行って下さい」と。
横で看護師さんから「楽という所でやってくれるみたいです。」と言われたそうです。
以前に36週で受診され逆子が治ったケースと同じ病院だったのでそれを覚えていたのかな?
最近は病院からお灸を勧められるケースも増えており少しづつ鍼灸の逆子治療も認知されてきているのかな?と思われます。
今回は2日後にまた診察を受けて戻っていなかったら帝王切開にすると言われていたので家族の付き添いを条件に2日連続で治療をしました。腹部を診てみると左のソ頚部の痛みがありこれは前から感じていたようで痛む部分を活法の導引を行い改善させてからお灸の治療をしました。2日後病院診察で見事に頭位に戻っていたと喜びのお電話を頂きました。
逆子の治療を早ければ早いほど良いですがずっと逆子なのか頭位になっていた時期があるのかも重要です。
この記事をみて遅くても治療出来るのだと思わず逆子と言われたらすぐにお調べになるのをおススメします。
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