産後のカラダはチャンス!骨盤でリセット!?
出産後の女性のカラダの変化
「産後は尿漏れになってしまったり、恥ずかしい話しい話ですが脱肛で痔になったんですよ~」
出産当時、骨盤ケアなどの重要性を知らなかった当院の鍼灸師岡本の経験談です。
妊娠から出産で女性のカラダは著しい変化をします。
産後はお腹が空っぽになって大変緩く感じ、骨盤はゆるみ通常なら体の正面でくっついている「恥骨結合」が2~3センチも開いてしまう人もいます、
骨盤を支える靭帯がホルモンの関係で緩い状態になってしまうのです。
縁の下の力持ちの骨盤底筋群がしっかりしていないため膀胱や肛門も下がってしまい尿漏れや便秘、痔に悩まされる事になります。
産後にしっかり骨盤を調整しておく事でこういった産後のシモのトラブル
などとは早めにサヨナラしましょう。
出産後の女性が最も気にするのが産後の体型や体重でしょう。
出産を経験した女性で、産後に妊娠前の体型や体重に戻せずに悩んでいる女性は多くいます。
私の友人の奥さまは20kgも体重が増量してしまい、その後も以前の体型に戻る事はなく、現在はさらに大きくなってしまった方がいます。
まだ私が鍼灸師になる前でしたから知識もなく今なら何とかしてあげられかもしれないなと残念に思います。
産後の体型や体重が戻りにくい大きな原因の一つとして「骨盤の歪み」と考えられます。
出産を通して大きく歪み、損傷を受けた骨盤は、ほっておくと体型の崩れだけでなく、
肩こりや腰痛、恥骨の痛み、さらには第二子の不妊などの原因にもなりえますから注意が必要です。
さらに産後は足腰が不安定な状態に加えて抱っこや短時間での授乳で忙しく疲労がたまり肩こりや腰痛になりやすい生活になってしまいます。しっかりケアをして子育てライフを
元気に過ごしましょう。
どのくらいからやるのがベスト??
時期は産後1ヶ月後、悪露がなくなった頃から4ヶ月ぐらいにやると戻りが良くていいです。
分娩時に最大に開いてその後ゆるんだ骨盤は、産後3~4ヶ月をかけて遅くとも6ヶ月くらいまでには、左右交互に少しずつ縮みながら元の状態に戻ります。
しかし、妊娠前から骨盤に歪みが生じていたり、妊娠中に体のバランスが崩れてしまったりすることも少なくなく、骨盤は正しい位置に戻りにくくなります。
特に現代人は骨盤周りの筋肉や靭帯が昔の人に比べて衰えていると言われていて妊娠前から骨盤が歪んでいる方が多いようです。。
骨盤が元の状態で固まる(閉じる)までは、骨盤の骨を結合している靭帯は柔らかく緩み、骨盤はグラグラの状態です。
この時期に骨盤を正しい位置に戻すことで、出産前よりも健康により美しくなることも可能なのです。
産後のケアについて
妊娠中は「おなかが重くて大変、早く産んですっきりしたい」「産んだら実家に帰ってゆっくりしたい」なんて思っていた方も生まれたばかりの赤ちゃんのお世話に四苦八苦になります。特に初産ではわからない事ばかりで戸惑うでしょう。
出産はどんなに体力のある人にとってもかなりの大仕事です。出血と大量の汗と一緒にカラダのエネルギーを消耗して東洋医学的には極端に「気」と「血」が不足した状態。
本来なら女性の一生の中で最もゆっくりとカラダを休ませなければ
いけない時期ですが慣れない育児にイライラもつのりがちです。
当院ではカラダの回復力を高める「鍼灸施術」と骨盤をケアする「活法」(古武術整体)を駆使して産後の疲れたカラダを癒し骨盤を調整して回復を高めます。
特に活法の技で骨盤の悩みを一瞬で解決してしまうものがあります。
「仙骨おさめ」という技です。
この技で講師の奥さまが産後歩けないのが歩けるようになったと教えて頂きました。
産後の仙骨の痛み、排尿障害を解決する事が出来ます。
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