楽での施術の流れ
鍼灸室 楽(らく)は皆さまに安心して鍼灸を受けていただけるように配慮した鍼灸院です。
当院の鍼灸はその時々の身体の状況、体調、その方の体力などを考慮しツボを選び施術します、いわゆるオーダーメイドな鍼灸です。
はじめに
当院は現在、鍼灸師2名で施術に当たっております。
ベットは3台で施術しておりますが丁寧な施術をお約束するため、
1日20名までとさせて頂いております。
予約頂いた方の施術に専念できるよう、突然の予約なしの患者様はお断りしております。
なるべく沢山の方が効率的に利用出来るようにしたいと思っておりますのでご協力ください。
1.問診
初回は簡単な問診表に記入して頂きながら、
いつごろからどのような症状が出ているのか?
今までどういった病院を受診?施術を受けたのか?
現在はどのような痛みがあるのか?
などを具体的に聞いて診断の参考にしていきます。
施術前に施術衣に着替えていただきます。
(毎回クリーニングした施術衣をこちらでお貸しします)施術衣に着替えていただくのは、施術が全身の調整になるためよりやりやすくするためです。
2.症状の確認
症状の原因を確認するため身体に触れて動きの確認を行い、患部(部分)のみでなく視野を広げて全身(全体)を観察し、原因を分析していきます。
東洋医学的診断は脈診を主に腹診、舌診をおこない証(しょう)を決め施術方針を決めていきます。
患者様の体質、現在の身体状況、体調、体力などを考慮し使用するツボを選んで鍼灸をする、いわゆるオーダーメイドな鍼灸です。
そのための情報をこの段階で確認していきます。
3.施術について
当院では、「経絡的鍼灸」「整動鍼」「活法(整体)」を駆使して施術を行っております。
- 「経絡的鍼灸」
4000年の歴史を誇る中国医療、そして明治以降に発展してきた日本の鍼灸と歴史を刻んだ奥深いものです。院長宮松はその経絡的鍼灸を普及させた第一人者の岡部素明先生に師事し岡部氏の元で7年学びました。 - 「整動鍼」
動きに注目し、痛いから動けないのではなく、動けないから痛いという概念のもと痛みをだしている根本的な原因になるツボを整えるため、少ない刺激で大きな変化をだすことができます。整動鍼とは動きをツボで整えることで、運動器疾患のみならず、自律神経症状、アレルギー疾患、内臓疾患に至るまで幅広く対応できる鍼灸理論です。(整動協会HP引用)
- 「活法(整体)」
無理な力を使わずやさしい施術で身体を整えます。左右の対称性にとらわれず、思い通りに動ける体かどうかえお考えます。
活法とは、柔術(古武術)の裏技として継承されてきた医術のことです。活法は戦場での経験と東洋思想(陰陽論)が相まってできたものです。
「動けない=戦えない」なので、いかに動作を回復させるか徹底的に研究されてきました。活法には「治す」という概念がありません。動けるようになることで、結果的に「痛くないもの」と考えます。痛いから動けないのではなく、動けないから痛いのです。(整動協会HP引用)
「全身を調整し、改善する力を強くし良くなる」
これが東洋医学としてのモットーであり基本的な考えで東洋医学の優れた所です。その場が気持ち良いリラクゼーションではなく、長期的に見て本当に体に良い療法をしていきます
4.お灸について
お灸の風景です、硬結(凝り固まり)の強い所や痛みの強い部分に施術します。
お灸には痛みをとる、コリをほぐす、血行を良くする、冷えをとる、熱や腫れをとるなどの効果がありそれぞれやり方が異なっています。
※お灸は施術者が必要だと判断した場合のみ使用しております。(不妊鍼灸では必ず使用します。)
楽(らく)で使用する灸の一部です。
米粒の半分くらいの大きさのお灸を直接燃やすお灸や台紙の上に乗せたお灸を燃やす間接灸を状況に応じて使用します。